2018年4月～チェコ・ドイツ・スロバキア・オーストリア・ハンガリー買い付けの旅・番外編
こんにちは。うかりです。
さて今日は、買い付けの旅のレポートの途中の番外編ということで、
チェコ滞在時に回った、プラハの「イースターマーケット」の様子を詳しくお知らせしたいと思います。
航空券のチケットを取ったときは意識していなかったのですが、私たちが訪れた時期は、イースター真っただ中。
祝日が続くためお休みとなる商店も多いのですが、その分この時期ならではのマーケットを見ることができて、とても満足でした。
まずイースターとは？？ということですが、日本語でいうと「復活祭」。
キリストが死んでしまったあと、3日後に生き返ったことを祝うものだといいます。
また、復活祭当日までの約40日間は、肉類などの食事を制限したり、普段よりも慎みを持った生活をする期間。
地域や教会によっても違うそうですが、特にカトリック教徒にはその慣習が多いようです。
それが解禁されお祝いモードになるのがイースターの日だそう。
また、春が来たことへのお祝いとしても捉えられています。
「イースター：easter」＝東方は、太陽が昇ってくる方角。あたたかな春を意味しています。
冬から春を迎える祭、新たな命が生まれる祭といったようなイメージで、お祭りの装飾もカラフルなものが多く、また、（諸説あるようですが）生命、誕生を連想させるたまごやヒヨコ、卵をもってくるとされているウサギ。春らしいお花や小鳥。
プラハでは、市内のいたるところでカラフルなマーケットが開催されていました。
こちらは、国立博物館近くのWenceslas Squareで開催されていたもの。
色とりどりの布で装飾された木。イースターマーケットのシンボルのようになっています。
ハンドペインティングされたたまご。
色も絵柄も様々、殻に穴をあけて装飾する技法もありとっても素敵でした。
割ってしまうのが怖くて、ずいぶん見たのですが買って帰れませんでした…
こちらは、地元の人々が集まっていたNáměstí Míruの小規模なマーケット。
たまごの殻でつくったリースまであります！
商店のショーウィンドーも、イースターグッズが並んでいます。
チェコガラスを使ったキラキラなうさぎのカップル。
チョコレートも、イースターバニー型のものをほんとによく見かけました。
スイスの老舗チョコレートブランド、リンツのゴールドなウサギチョコ。
宿で見たテレビＣＭでも流れていて、男の子がこのウサギの首についている鈴をチリーンと指で鳴らしていました。
もう販売は終わってしまってますが、日本でも購入できたみたいです → ★
いろいろとバリエーションがあって、かわいい～
スーパーでバラ売りされているウサギチョコ。
こっちのほうがどちらかというと東欧っぽい？笑
イースターの日は移動祝日で、春分の後の最初の満月の次の日曜日、とされています。
2018年は4月1日がイースターでした。
また、イースター前の金曜日はキリストが処刑された日とされている「グッドフライデー」、イースター後の月曜日は「イースターマンデー」といいヨーロッパでは祝日に制定されている国が多いです。
店によっては営業しているところももちろんありますが、不安であればきちんと営業しているか確認が必要になりそうです。
特に祝日になっているわけではない土曜日も、イースター休暇ということでまとめて休むお店などもあります。
また、今回お店を回ってみた感じだと、グッドフライデーよりもイースターマンデーの方が個人商店、大きな商店も含めて休みの率が高かったように思います。
イースターを迎えた後に家族でイースターを祝ったり、祝日を楽しむためかと思います。
チェコ特有のイースターの風習もあります。
こちらは、どちらかというとファーマーズマーケット的な雰囲気だった、広場。
この写真の左に写っているものが、ポムラーツカ（pomlázka）と呼ばれる「鞭」です！
枝で編まれて、カラフルなリボンがついています。
どのように使用するのかというと、なんと男性が女性のお尻を叩くために使われます。
女性の体に潜む悪魔を追い払うための風習だそうで、お尻を鞭で叩かれた女性はその一年健康で美しく過ごせると言われています。
叩いてくれた男性にお礼としてチョコレートやお菓子、お酒などをプレゼントするそうです。
いくら風習とは言え、鞭でたたかれるのは嫌だな～と思ってしまいました 笑
最後に、観光客が最も集まるOld Town Square でのイースターマーケットの様子をお知らせします。
大きな広場に、卵やお菓子、軽食の屋台が集まっていました。
どこのイースターマーケットに行っても見かけた、こちらのお菓子。 トゥルデルニーク（Trdelník）です。
太い棒に巻きつけて焼かれています。それに味付けをしてもらい、いただきます。
前のお客さんが2組続けてnutellaを塗ったものを頼んでいたので、私たちもそれにしました♪
外はカリっとしていて、砂糖がまぶしてあり甘くて美味しい。
中はやわらかく、nutellaと相性抜群でした。
他にシナモンなどのシンプルな味付けも選べましたよ♪
少しでもイースターマーケットの雰囲気を感じてもらえたり、旅の参考になれば幸いです！
次回より、通常の旅日記にもどります。
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ヨーロッパを旅しながら
蚤の市や田舎町のブロカント倉庫でみつけた
古くて愛おしい小物たち
小さな小さなアトリエでうみだされる
手仕事による洋服と雑貨たち
他にはない此処にしかないものに出逢えます
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