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うかり
2018/07/25

2018年4月~チェコ・ドイツ・スロバキア・オーストリア・ハンガリー買い付けの旅⑦

こんにちは。うかりです。

旅日記の続きですが、今回の旅の中でも特に思い出となっている一日。

 

りんごの木の村 ヤブロネツ・ナド・ニソウでの思い出

 

 

 

 

 

ガラス美術館で見た、ガラスのクリスマスオーナメント。

素朴でかわいい♪

 

 

 

4月4日(水)

 

今日は朝早くから移動です。

 

プラハからバスで1時間半くらいのところにある町に行き、夕方プラハに戻り、

さらに次の目的地、隣国であるスロヴァキアに列車で向かうという強行スケジュール!笑です。

 

ヤブロネツ・ナド・ニソウ(Jablonec nad Nisou)という町はご存知の方も多いかと思いますが
古くからガラス産業が盛んな町です。

いちばん栄えていたのは19世紀後半だそうですが、現在でもガラスビーズなどのお店が点々とあります。

 

 

ガラスボタンを販売しているお店というとあまり無いそうですが、
製造している工房に直接オーダーをしたりすることは可能で、また工房への見学ツアーなども行われています。

 

私たちも今回ヤブロネツに行く日に合わせて、あるガラスボタン会社への訪問の約束をしていました。

 

 

さてそれでは出かけましょう。

 

朝 5時ごろ、プラハの宿をチェックアウトし、プラハ本駅にて荷物をコインロッカーに預けます。

 

プラハ本駅のコインロッカーを使用するのは初めてだったので、
こちらのサイト→★の情報を参考にさせていただきました。
場所さえわかれば、あとは日本のコインロッカーとほぼ同じなので使いやすいです。
時間帯によっては、有人の荷物預かり所もあります。

 

ヤブロネツ・ナド・ニソウはチェコの北部に位置しており、ドイツやポーランドとも近くなります。
プラハの中心部から西側に離れた、Černý Mostというバスターミナルからバスが出ています。

 

 

 

 

初めてで少し緊張しましたが、順調に、ヤブロネツ・ナド・ニソウのバスターミナルに到着。

 

ヤブロネツは「リンゴの木のある土地」という意味。町のマークにも、リンゴの木が描かれています。

 

 

 

 

その名前では田園風景をイメージしがちですが、
現在ではこのような街並みで、ガラス美術館や商店も並ぶ立派な街です。

 

 

 

 

 

 

到着したバスターミナルにて、とあるガラスボタン会社の社長、アドルフさんと待ち合わせをしておりました。

 

バスターミナルまで迎えに来てもらえるということで待っていたところ
車の中から「ガラスボタン?」と声をかけてくる、すてきなオジ様が。

 

さっそく山本と私で車に乗せていただき、わくわくしながらアドルフさんの事務所へ向かいました。

 

車中、とっても英語が堪能なアドルフさんのトークについていくのがやっとな私たち。

 

今日このあとプラハに戻ってさらにスロヴァキアに向かう、という話をしたら「ユーアー ビジー!」と驚かれます。
そうですよ私たちもびっくりのスケジュールです。

 

そしてプラハで何をしていたか聞かれて、観光もろくにしていない私たちは「ビールたくさん飲んだ」と伝えたところ
アドルフさんの中ではすっかり酒飲みキャラになってしまいました。。!

 

事務所につくと、コーヒーとチョコレートで歓迎され、ボタンのサンプルシートを見せていただきます。

 

 

 

 

透明感が美しいボタン。

レトロな色合いやデザインが魅力的なボタン。

ハンドペイントが愛らしいボタン。

 

古くからの伝統を受け継いだ技法でつくられているガラスボタン。

ちょっとやそっとでは他の国には真似できないのです。

 

 

 

真剣に品定めをする山本。

 

 

 

 

じ~っ

 

 

 

 

ササッ!

 

 

俊敏な動きでシートを見ていきます。。。!

 

 

 

ボタンを見ていると、酒飲みキャラが定着した私たちに、チェコのリキュール、ベヘロフカが差し出されました。

 

アドルフ氏によると、チェコに来たならこれを買って帰らないと、とのこと。

 

 

 

 

 

 

ベヘロフカというお酒のことを初めて知ったのですが、薬草やハーブを使用されて作った、体にも優しく癖のないお酒です。
日本人の口にも合いそう。

 

こちらの記事→★によると、世界で2人しかそのレシピを知らないとか…

 

このお酒のふるさとである温泉地カルロヴィ・ヴァリには、ベヘロフカの博物館もあるほど愛されているお酒です。

 

とても飲みやすいのですがアルコール度数 38度もあり、お酒の弱い山本の代わりに
私が2杯、おいしくいただきました。

 

その後、在庫のガラスボタンを分けていただき、打合せ終了。

とても中身の濃い時間を過ごさせていただきました!

 

 

町の中心部まで車で送っていただき、アドルフさんと握手をしてわかれます。

楽しい時間と、美しいボタンをありがとう。

 

 

一緒に記念撮影もしたのですが、

「写真の中ではいつまでも若くいられるね」と日本にかえって来た時にやりとりしたメールに書かれていたのがなんだか印象的でした。

 

 

 

この後はガラスビーズのお店やガラス美術館を巡りました。

 

詳しくは次回のブログでご紹介しますね♪

 

 

 

——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——

 

ヨーロッパを旅しながら

 

蚤の市や田舎町のブロカント倉庫でみつけた

 

古くて愛おしい小物たち

 

 

 

小さな小さなアトリエでうみだされる

 

手仕事による洋服と雑貨たち

 

他にはない此処にしかないものに出逢えます

 

——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——

 

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